cpとmvの大きな違い

OS

cpは、ファイルを指定されたディレクトリにコピーするコマンド! 一方mvは、ファイルを指定されたディレクトリに移動するコマンド・・・これの違いにあまり意識しなかったのですが、この違いに最近思い知らされましたので記録しました

cpはSELINUXのコンテキストが適用される

cpコマンドではコピー先のSELINUXコンテキストが適用

mvコマンドでは、コピー元のコンテキストが適用される

上記例のように、cpコマンドでは、コピー先のSELINUXコンテキストが適用されますが、mvコマンドではコピー元のコンテキストのままですので、これをコピー先のコンテキストに変更が必要です(実際には、元に戻して、コピーし直すのが早い)

SELINUXのコンテキストが適用されないと

上記例は、公開する場所にCSSファイルやJSファイルにリンクを張って、公開する目的で、mvコマンドでは初期の目的が達成されない例として、自分のミスを記録して自戒するために公開しました

これは、公開先に置いたファイルに対し、SELINUXのコンテキストの適用が出来ていないため、ファイルにアクセスすることが出来ないためです。SELINUXのコンテキストは、公開先は全て httpd_sys_rw_content_tのコンテキストが適用されている必要が有るためです

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