Webサイトで高速化するために、Googleの提案するWebP形式の画像ファイルがあることを最近知りました。早速関係するアプリを先輩サイトの情報を得ながらインストールし、テストサイトや、公開サイトでWebP形式の画像に置き換えを始めています。ここでは、ファイラーThunarで、WebP画像ファイルがプレビューする方法について記録しました。
参考サイトさんの方法で確かめる
こちらのサイトさんの紹介している、コマンドで必要なアプリをインストールしてみました。
$ sudo add-apt-repository ppa:krifa75/eog-ordissimo; sudo apt update && sudo apt install webp-pixbuf-loader
[sudo] [youser_name] のパスワード:
リポジトリ: ‘deb https://ppa.launchpadcontent.net/krifa75/eog-ordissimo/ubuntu/ jammy main’
概要:
This ppa, contain a variant of eog and two plugins.
The plugin eog-images-manager use tracker to display all folders containing images by name or by month. The second, eog-plugin-toolbar is a simple toolbar to interact with the current image.
Concerning the variant of eog, it’s some minor modification to permit the plugins to work.
より詳しい情報: https://launchpad.net/~krifa75/+archive/ubuntu/eog-ordissimo
リポジトリを追加しています。
続けるには「Enter」キーを、中止するにはCtrl-cを押してください。^C中止しました。
<上記のように、続けるには躊躇するメッセージが出たのでCtrl+Cキーを押したら以下のコマンドが自動で実行されました>
取得:1 http://security.ubuntu.com/ubuntu jammy-security InRelease [110 kB]
ヒット:2 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy InRelease
取得:3 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates InRelease [119 kB]
取得:4 http://security.ubuntu.com/ubuntu jammy-security/main amd64 DEP-11 Metadata [41.5 kB]
取得:5 http://security.ubuntu.com/ubuntu jammy-security/universe amd64 DEP-11 Metadata [18.5 kB]
取得:6 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-backports InRelease [108 kB]
取得:7 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates/main i386 Packages [471 kB]
取得:8 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates/main amd64 Packages [995 kB]
取得:9 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates/main amd64 DEP-11 Metadata [101 kB]
取得:10 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates/universe amd64 DEP-11 Metadata [269 kB]
取得:11 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates/multiverse amd64 DEP-11 Metadata [940 B]
取得:12 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-backports/main amd64 DEP-11 Metadata [8,000 B]
取得:13 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-backports/universe amd64 DEP-11 Metadata [12.5 kB]
2,254 kB を 3秒 で取得しました (665 kB/s)
パッケージリストを読み込んでいます… 完了
依存関係ツリーを作成しています… 完了
状態情報を読み取っています… 完了
パッケージはすべて最新です。
パッケージリストを読み込んでいます… 完了
依存関係ツリーを作成しています… 完了
状態情報を読み取っています… 完了
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
libffi7 libpython2-stdlib libpython2.7-minimal libpython2.7-stdlib python2
python2-minimal python2.7 python2.7-minimal
これを削除するには ‘sudo apt autoremove’ を利用してください。
以下のパッケージが新たにインストールされます:
webp-pixbuf-loader
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
12.2 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 48.1 kB のディスク容量が消費されます。
取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates/universe amd64 webp-pixbuf-loader amd64 0.0.5-5~22.04.1 [12.2 kB]
12.2 kB を 1秒 で取得しました (19.4 kB/s)
以前に未選択のパッケージ webp-pixbuf-loader を選択しています。
(データベースを読み込んでいます … 現在 220367 個のファイルとディレクトリがイン
ストールされています。)
…/webp-pixbuf-loader_0.0.5-5~22.04.1_amd64.deb を展開する準備をしています …
webp-pixbuf-loader (0.0.5-5~22.04.1) を展開しています…
webp-pixbuf-loader (0.0.5-5~22.04.1) を設定しています …
libgdk-pixbuf-2.0-0:amd64 (2.42.8+dfsg-1ubuntu0.2) のトリガを処理しています …
libdvd-pkg: Checking orig.tar integrity…
/usr/src/libdvd-pkg/libdvdcss_1.4.3.orig.tar.bz2: OK
libdvd-pkg: apt-get check
failed, you may have broken packages. Aborting…
<ここまでは中止した後の処理内容です>
=$
上記の動作が終わったあと、Thunarを起動したところ
下図のように、WebP拡張子の画像もプレビュー画像が表示されました・・・作業は大分楽になりそうです
Thunarのバージョンの画像です
WebP画像への対応状況
ubuntu22.04LTS Firefox、同Chrome、Windows11 Edge、では正常に表示されました。手持ちのiPadのOSバージョン12では非対応でした。同iPadにインストールしたFirefoxでもNGです。どうやらiOSのバージョン14以降でないと表示できない様です。
なお、当然だと思いますが、Androidスマホではバージョン5.1でも正常表示されています。