Postfixの設定
テスト環境でのメール送信テストの時の話です。
未だ、インターネットに公開していないテストサイトで、Postfixの設定で、メールの中継とか色々試しましたが、ことごとく上手くゆかない状態でした。
メールの中継を考える前に、大事な設定内容が分かり、中継サーバーでなく、postfixのmain.cfの設定値に問題がありました。
注意点は下記です
# vi /etc/postfix/main.cf ← Postfix設定ファイル編集
75行目
myhostname = east19-mikas.com ← 追加(自FQDN名を指定)
注意!この部分で、myhostnameは、インターネット上で有効である必要が有ります!
84行目
mydomain = east19-mikas.com ← 追加(ドメイン名を指定)
注意!この部分で、mydomainは、インターネット上で有効である必要が有ります!
以上の設定で、使うサーバー名は管理下の値を使う事が必要です。
経緯と状況
現在公開しているサイトが、ダウンした時の冗長系として、別のサーバーを立ち上げています。IPアドレスは、第3オクテット以外は同じ設定、FQDNも一部だけ違って、他は同じに設定しています。ネットワークは公開サーバーのネットワークとは違う、公開していないネットワークです。
このネットワークから、お問い合わせの機能確認をするべく、色々と検討しました。内向けサーバーから、公開サーバーを中継にしてインターネットにメール転送出来ないか検討していましたが、何れも、接続拒否になってしまいます。公開サーバーへのメール送信はOKでしたが、インターネットへのメール送信しようとすると、公開サーバーから接続拒否になります。
結局、公開サーバーのFQDNを、テストサイトのPostfixのmain.cfの値に設定した所、正常にメール送信が可能となりました。
念の為、公開していない別のサーバーでもテストしてみましたが、こちらもmyhostnameと、mydomeinの値を、公開サーバーのFQDNに設定してOKとなりました。