作業

サイトを公開する時の必要作業

CentOS7サーバーのネットワーク移設

公開するサーバーは、WANに繋がるルーターの下に有った、別のルーターの配下にサーバーを立てて、CMSの作成を行っていました。

サーバーを公開する場所は。WAN側のルーターのネットワークに移設する事になります。又このネットワークには、サーバー1台だけを配置し、他のPCは別のネットワークに移設します。

これらの作業を行うため、固定IPを割り当てていたサーバーのIPアドレスの第3オクテッドを変更します。

サーバーのIPアドレスを変更します

nmtuiコマンドで下図の画面でIPアドレスとDNSを変更します

 

自宅サーバーにアクセスするクライアントPCの設定変更が必要です

クライアントPCから、自宅にある、公開サーバーにアクセスする場合、外部のDNSは使えないので、各PCの hosts ファイルを変更します。Ubuntu機の例です。

 

サーバー名の変更

本サイトの概要の説明の方法で行う場合は、最初にドメイン名を取得し、最初からサーバー名とドメイン名を同じにしていますので、本作業は不要です。一応行った作業の記録のため、この項目お残しました。

DBの文字置換

今までは、ローカル環境でのサーバーとして稼働していたので、適当な名前でサーバー名を使っていましたが、公開する段になって、ドメイン名とサーバー名を同じにする必要が出てきました。
公開前の段階では、サーバー名がドメイン名と違っていました。公開ドメイン名は後から取得し、east19-mikas.comです!

変更前のサーバー名:east-niship
変更後のサーバー名:east19-mikas.com

WordPressの場合、リンクは殆どURLのトップからDBに保存されるようです。このため、SQLファイルを phpMyAdminで、クライアントPCにダウンロードし、Ubuntu PCの Mouspadエディタで、URLの全置換を行います。

置換前の文字列:https://east-niship
置換後の文字列:https://east19-mikas.com に全置換の操作をします。

作業後、SQLファイルはZip圧縮します。

サーバーにクライアントPCのブラウザでphpMyAdminにアクセスし、該当するデーターベースの全てのテーブルを選択して、「削除」した後、上記のZipファイルをインポートします。

サーバーの設定変更

サーバーでのApacheとSSL関係の設定ファイルの変更をします
httpdの設定ファイルのサーバー名
/etc/httpd/conf/httpd.conf
SSLの設定ファイルのサーバー名
/etc/httpd/conf.d/ssl.conf
これらを変更したらApacheを再起動します。

# systemctl restart httpd.service

動作確認

設定が終わり、Apacheの再起動をしたら、変更したURL:「https://east19-mikas.com/mput/」サイトにアクセスし、正常にサイトが表示されるか確認します。

注意:本サイト内で、別項で説明していますが、サブディレクトリ、mputにインストールしたWordPressサイトを、mputなしでアクセス出来るようにした後では、この最後の mput は入力不要です。

ドメイン名を管理

通常の光回線で、サーバーを自宅のPCで運用している場合に必要な作業です。
ドメイン名自体はレジストラから取得しましたが、サーバーを自宅に設置している場合、WAN側のIP変動にどう対応するかがポイントになります。

MyDNSはこのような場合、定期的にIPアドレスを通知することにより、DNSに対して、サーバーのIP変更を吸収してくれます。

レジストラに対しては、DNSサーバーの設定をMyDNSのDNSサーバーを登録することで、取得したドメイン名を有効化してくれます。

では、定期的にMyDNSに、IPアドレスの通知を自動で行う方法は下記のサーバーのCronに、スクリプトを登録することで実現します。コードは次のようにします。

上記の様に、ディレクトリ /etc/cron.hourly の下に、mydns.cron 名で、毎時、実行するスクリプトを既述しておきます。 cron.hourly の下に有効なスクリプトファイルを置いておくことにより、毎時間に、MyDNSに対してIPの通知を実行してくれます。


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